5月31日
ボタン(牡丹)
「百花の王」とたたえられ、千年の昔から寺院や庭園を鮮やかに彩ってきた花。
ボタンを最初に愛でたのは中国の人々で、
日本で民衆の暮らしの中に入ってきたのは江戸時代」になってから。
樹高1〜2m、花茎10〜20cm以上、枝は直立して分枝し、枝先に花を一つつける。
5月30日
クリンソウ(九輪草)

大きな根生葉から30cm位の
花茎を出し、濃い赤紫やピン
クの花を車輪状につけます。
それが数段になるので、
その姿を五重塔などの
先端部分(九輪)にたとえ
て名前がつけられています。
5月29日
リュウキュウツツジ
         (琉球躑躅)


大輪一重の白い花をつける
ツツジです。
上弁に淡黄色の小さな
点々がついています。
兄の家から新芽をもらってき
て根付し、育てたものです。
5月28日
ミヤコワスレ(都忘れ)

名前の由来は、承久の乱に敗れ、佐渡に流された順徳天皇が「昔の栄華や、都恋しさを忘れさせてくれる花だ」と好んで観賞したからといわれる。
青紫色の花の侘びた風情が好まれ、茶花としても用いられる。
5月27日      山岸にて
コデマリ(小手毬)
小さな五弁の花が半球状に集まり
一つの花のように見える。
花毬の連なりが風に揺れる花姿が愛らしい。
オオデマリ(大手毬)
白い花がたくさん集まり手毬のような
丸い形を作っています。初めは薄緑色
ですが、次第に真っ白になります。
5月26日
ワスレナグサ(勿忘草)

英名のForget-me-notの直訳
清純可憐な草花で世界中で
愛されているようです。
5月25日
セイヨウシバザクラ
(西洋芝桜)


グランドカバーとして植える。
日本のシバザクラより背も
高く花も大きいです。
5月24日
アネモネ

英語で「風の花」ドイツ語で
”風のバラ”と呼ばれるように
アネモネは
鮮やかで上品な花です。
ニンジンのような細かく切れ
こんだ葉の間から延びた茎
の先に、花をひとつつけます。
5月23日
ブルーベリー

つり鐘状の小花を多数つけ、
やがて小球状の
果実になります。
大好きなブルーベリーが
食べたくて、10年程前に
植えましたが、少ししか実を
つけてくれませんでした。
今年は沢山花が咲きましたので実が生るのが楽しみです。
5月22日
キレンゲツツジ
        (黄蓮華躑躅)


日本は世界でもっともツツジ
の野生種が豊富な国の
ひとつで40〜50種が
自生しているそうです。
一般に日本でいうツツジは
特定の種をさすものでなく、
ツツジ属全体のうち、シャク
ナゲ類を除いたものの総称。
5月21日

ハナズオウ(花蘇芳)
         山岸にて

まだ葉の出ない枝に、
紫紅色で蝶形の花を
びっしりと咲かせる。
花名は花色がスオウの
木の染汁の紅色に似て
いることによるそうです。
5月20日
シロヤマブキ(白山吹)

山吹とは別種なそうです。
ヤマブキは5弁ですが、
シロヤマブキは4弁で、
黒い実が4つずつなります。
5月19日
舞妓の藤
    盛岡市加賀野にて

盛岡市の保存樹木
樹齢90年程と推定
高さ約8m、12m程の枝張り
上品な薄紫の花を咲かせて
いるが、家に囲まれていて
写真が暗く撮れたのが残念。
5月18日
サラサドウダン(更紗灯台)

淡黄色の花に紅色の筋が
無数に入るさまを、更紗
染めの模様に見立てて
名づけられたもの。
花の形が風鈴に似ている
ことから、フウリンツツジ
という別名もあります。
5月17日
クマガイソウ(熊谷草)

今年えっちゃんから株分け
してもらいました。

袋状の唇弁を熊谷直実が
背負った母衣(ほろ)にたと
えて名前がつけられたもの。
葉はひだがあり団扇状で、
2枚が対生しています。
5月16日
ストロベリー・キャンドル
   和名(紅花詰め草)

名前のとおりのお花で、
葉はクローバーのようで
とってもかわいいです。
5月15日
  シラネアオイ(白根葵)
            Nさん宅

名前の由来は、日光白根山
に多く分布し、花がタチアオイ
に似ているため。
草丈は20〜30cm、花径5〜8cmの花が茎頂に1個開く。
花弁のようにみえる紫色の
がく片が4個ある。
だんだん我家の方に広がってきているので、来年はうちでも咲くことを期待しています。
5月14日
ハナミズキ(花水木)

1915年東京市長が友好親善を願ってワシントンに
寄贈したサクラの返礼として贈られてきた日米友好の花。
白とピンクの苗を植えましたが、白は毎年咲きますが、ピンクのほうは咲いてくれません。
白い花は我が家のものですが、ピンクは近所のものです。
5月13日
ヒメリンゴ(姫林檎)

毎年可愛い実をつけます。
5月12日
ツバキ(椿)

ようやく咲きました。
盛岡の寒さでは地植えは無
理と思ってずっと鉢で育て
ていたのですが、木が寒さ
になれるからと教わり、
今は地植えしています。
寒さで葉の色が悪いので
すが毎年咲いてくれます。
5月11日
リキュウバイ(利休梅)

        優子さん提供

はじめて見ましたが
美しい花ですね。
5月10日
カイドウ(海棠)

5〜6cmの長い花柄をもち
枝先に茎3.5〜5cmの紅色
の華やかな花が4〜5コ
垂れ下がって咲きます。
5月9日

ユキヤナギ(雪柳)
別名コゴメヤナギ(小米柳)
         県立大学にて
枝いっぱいについた白い小花が雪に、葉がヤナギに似ているところからついた名前。
5月8日
ヤマブキ(山吹)
            山岸にて

清楚で可憐な花姿は情趣を
好む文人たちに古くから
愛されてきました。
しなやかな細い枝が風に揺れる
様子が山野に多くみられること
から、山を振り動かす「山振」
と古くは呼ばれ、それが「山吹」
に転訛したといわれます。
日本古来の色に「山吹色」が
あるように、ヤマブキの色彩
は古くから日常生活に定着
していたようです。
5月7日
シャクナゲ(石楠花)
人里離れた深山に咲くシャクナゲは、山に咲く花のなかでも最も華麗な花の一つで、その
気品にみちた美しさから「山の女王」とたたえられてきたようです。ツツジ科に属していて
大まかにツツジとの違いは常緑で葉が革質、枝先に6コ程の花をつけるところです。
5月6日
ニワザクラ(庭桜)

引っ越して来て間もない
時お隣のNさんから株分
けしてもらったものです。
これと一緒に蕗の根が
ついてきて毎年数本
の蕗が取れます。
5月5日
チューリップ
                                  軽米町フォリストパークにて
チューリップは誰にでも愛される花です。
園芸品種は現在約2000といわれ、日本で流通しているのは約100品種もあるそうです。
5月4日
イカリソウ(錨草)

花の形が船の錨に似て
いるため付いた名前。
四方に優雅に伸ばした
4本の白い距(尾状の
付属体)による
独特な花姿です。
5月3日
シロバナフジ(藤)
     高崎観音にて

フジの語源は風が吹く
たびに花が「咲き散る」
のでそこから転訛した
といわれるようです。
5月2日
ヤエザクラ(八重桜)
  伊香保グリーン牧場にて

民俗学の分野では「サクラ」
の「サ」は早苗、早乙女の「サ」と同じで、田の神、穀物に宿る霊をいい、「クラ」はその神が宿る場所、「座」をさす言葉だったというようです。
八重桜はボッテリとした
感じの重そうな花ですね。
5月1日
ツツジ(躑躅)
      前橋市にて

車道と歩道の境に植え
られているツツジです。
花盛りになると花の
ベルトが敷かれたよう
に華やぐそうです。