平成8年6月
福井城跡
徳川家康の次男結城秀康が築城。以後270年間17代にわたり越前松平家の居城。
現在本丸跡に福井県庁が建っていて、水をたたえた内堀の石垣がかっての姿を偲ばせている。
北の庄城跡
柴田勝家は織田信長の妹お市をめとり、
栄華を誇っていたが、1563年秀吉に敗れ、
お市の方とともにここ北の庄城内で
自刃して果てた。右は柴田勝家像。
一乗谷朝倉氏遺跡
福井市の東南約10K。
越前の守護大名朝倉義景が
1573年織田信長によって
滅ぼされるまで5代103年間にわたり
栄華をきわめた本拠地。
国の特別史跡・名勝にも指定され、
武家屋敷等も復元されている。
復原街道  武家屋敷群
町屋群
永平寺
今から約750年前、道元禅師が開いた
全国に15,000の末寺をもつ曹洞宗の大本山。
境内は約10万坪あり、
現在も200人近くの修行僧がいるそうです。
中の広さと黒光りの廊下に驚き、
名物のごま豆腐が美味しかったです。
大師山清大寺は昭和62年実業家多田清氏(大阪でタクシー会社等を経営と聞いたような気がします)が
立身出世した恩に報いるため、私財でここ出生の地(奥越・勝山)に建立したもの。
22ヘクタールの境内には奈良の大仏を上回る大きさの大仏、日本一の高さを誇る五重の塔、中国の国宝
を再現した九龍壁、日本庭園等があります。 今、「越前出世大仏」として多くの人に参拝されているそうです。
東尋坊
世界三大奇勝、国の天然記念物
海面から垂直にそそり立つ絶壁は
世界でも珍しい輝石安山岩の
柱状節理によって形づくられている。

足がすくむような絶壁です。
観光遊覧船での海上からの眺めは
まさにダイナミックでした。
金沢城
キリシタン大名として有名な高山右近が
設計した前田利家の居城。
明治維新まで加賀百万石前田家の居城と
して武家政治の中心でした。戦後は
金沢大学のキャンパスになっています。

写真は金沢城の数少ない遺構で、
城跡のシンボルである石川門
丁度6月12〜16日に行われる
「百万石まつり」の準備中でした。
有名な俳優が扮装する前田利家の金沢入城を
イメージした百万石行列が最大の見もののようです。
石川県には数多くの伝統工芸がある。
輪島塗、山中漆器、加賀友禅、九谷焼、七尾仏壇、郷土玩具、加賀提灯、琴、金沢箔など
手作りのぬくもり、磨かれた美と技、職人の心がそなわっている伝統工芸品を一堂に集め、展示紹介している。
兼六園
日本三名園の一つ
5代から13代までの代々の加賀藩主が200年かけて造り上げた大庭園。
1万本余りの樹木、池あり小山ありの変化に富んだ造りです。
2006年4月