予約なしでは参観できない京都御所に、往復ハガキで申し込んで約1時間の参観をしてきました。
桓武天皇は、784年に都を奈良の平城京から京都の長岡京へ移され、、794年平安京に遷都されました。
その後何度も火災に遭い仮皇居に移られましたが、1331年光厳天皇がここに即位されてから、
明治2年(1869年)の東京遷都まで皇居とされてました。

この紫宸殿は即位礼などの重要な儀式を執り行う最も格式の高い正殿で昭和天皇の即位礼もここで行われました。
階段脇には、左近の桜と右近の橘があり、前面には白砂の南庭が広がっています。
左は紫宸殿の前にある永明門。右は小御所。
小御所は 元服(成人式)などの儀式に用いられたり、天皇が将軍や諸侯と対面された場所。
王政復古の大号令が発せられた「小御所会議」は慶応3年(1868年)12月9日の夜、ここで行われたそうです。
清涼殿
天皇が日常の生活の場として使用していた。正面には呉竹(くれたけ)南寄りには漢竹(かわたけ)が植えてある。
蹴鞠の庭・右の写真のように昔の貴人の遊びで、鹿革で作った鞠を数人で地面に落とさないように蹴って遊んだ。
御池庭
大きい池を中心とした回遊式庭園で、前面には州浜があり、右手にゆったりと弧を描いた欅橋が架かっている。