祖 谷
平家の落人伝説ゆかりのスポットが点在する四国の秘境。(25年4月14日
大歩危・小歩危
エメラルドグリーンに輝く水面と白い岩肌・そそり立つ岩壁。大歩危の下流3kmが小歩危と呼ばれている。
名前の由来は「大股で歩いても、小股で歩いても危ない」という意味からきているようです。

奇勝を巡る遊覧船の会社が渡した鯉のぼりが泳いでいましたが上から見下ろす鯉のぼりは不思議な感じでした。
後藤新平の句碑
高知へ行くこの祖谷渓の傍の国道を造ることを積極的に勧め
た後藤新平がこの渓谷を見て詠んだ句の碑。観光遊覧船
乗り場には後藤新平の大きな写真も飾られていました。
児啼爺の像
山城町は「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な児啼爺の
発祥地として知られ世界妖怪協会から認定されていて、
山沿いに石像がたっている。
祖谷そば(もみじ亭)
平家落人の常食として伝わる祖谷そば。
平家落人の古民家を移築・改装した風情ある造りで
いただいた手打ちそば美味しかったです。
祖谷渓温泉 ホテル秘境の湯
平家落人伝説
祖谷は元禄2年(1185)の屋島の合戦で落延びた平家の武将たちが住み着いたとされている。
戦いから数百年経った今もカズラで編まれたかずら橋や平家の赤旗など数多くの史跡、資料が残っている。
かずら橋
長さ45m、幅2m、祖谷川の水上14mに架かる吊り橋。約800年前この地に落延びた平家の武士たちが追ってから逃げる際、すぐ
切り落とせるようカズラの橋を架けたのだそうです。橋の板の隙間が大きくて怖く橋の上から写真を撮る余裕はありませんでした。
「平家屋敷・歴史民俗資料館」
安徳天皇の御典医・堀川内記の屋敷。堀川内記は壇の浦の戦いで敗れ平家の都落ちのとき安徳帝を供奉して
屋島に逃げ延び、平家滅亡の後、残党とともに安徳天皇を供って祖谷に入山し、庶民に医業を施していた。
現在は平家ゆかりの品々や古文書・民具などが展示されている。
「東祖谷・歴史民俗資料館」
四国の高峰、剣山系に抱かれた東祖谷にも平家伝説の歴史とそれに係る独自の風土を育んできているようです。
剣山の名前の由来は「安徳天皇が剣を奉納したことからきているそうです。東祖谷は斜面にはりついて立つような集落です。
東祖谷にある阿佐氏の屋敷で今も住んでいるので中は見学できません。

小便小僧

数10m〜数100mの断崖絶壁、
V字に深く切れ込んだ渓谷が20km
にわたって続く祖谷渓の脇を通る
祖谷街道の道中に立つ子どもの銅像。
むかし、地元の子供たちが
ここで度胸試ししていたという
逸話にちなんで立てられたそうです。