熊野三山 2017.7.16〜17
南紀勝浦温泉に宿泊
勝浦は全国有数のマグロ漁基地として知られる所、隣の太地町は
鯨の調査捕鯨を行っているため、マグロと鯨料理でもてなしてもらいました。
紀伊山地は太古の昔から自然信仰の精神を育んだ地で、6世紀に仏教が伝来してから山岳修行の場となった。
10世紀中頃から山岳修行により超自然的能力を獲得することを目的とした修験場となったそうです。
この自然環境に育まれた信仰の形態を背景として「吉野・大峰」「熊野三山」「高野山」の三つの霊場と
それらを結ぶ「参詣道」が世界遺産(文化遺産)に2004年に登録されました。
熊野三山とは
熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉大社です。平安時代の末には「浄土への入り口」として
多くの皇族や貴族がお参りするようになった。浄土へお参りして帰ってくるということは
死と再生を意味する。そのため熊野三山は「よみがえりの聖地」として
今も多くの信仰をあつめているそうです。
熊野本宮大社
熊野三山の中心で、全国に3000社以上ある
熊野神社の総本宮で主祭神はスサノオノミコト
和歌山県世界遺産センター
世界遺産登録地の保全や活用とともに観光を促進する現地拠点の施設。