1611年出雲の領主、堀尾氏が
5年の歳月をかけて完成。
その後城主は京極氏、徳川家康の孫
にあたる松平氏が10代234年間続いた城で、
山陰地方で唯一現存する天守閣。
約400年前の桃山初期の様式を伝えている。
千鳥が羽根をひろげたような三角形の
屋根から別名を千鳥城といわれる。
天守閣の最上階(6階)からの眺め
興雲閣
明治時代の洋風迎賓館
城山稲荷神社
小泉八雲も足繁く訪れたという
「水郷松江」の風景
松江城を取り囲む堀川をのんびりと巡る遊覧船が江戸時代の面影を残しています。

関連資料や文献が展示されている
「小泉八雲記念館」
八雲が住居としていた武家屋敷
「小泉八雲旧居」
館内はパンフレットより
小泉八雲は明治24年、松江に英語の教師として赴任し、「神々の国の首都」と呼んで松江を愛した。
武家の娘、小泉セツと結婚し、教師の傍ら日本の民話・伝説に着想を得た作品や随筆を執筆。
主な著書は「知られぬ日本の面影」「東の国から」「日本のお伽噺」「怪談」「異国情緒と回想」など
今年が丁度没後100年目にあたります。

武家屋敷
松江藩中級武士の暮らしぶりを
うかがい知ることができる。


この武家屋敷は江戸時代初期から
松江藩の6百万程度の中級武士が、
屋敷替えによって入り替わり住んだところ。
約265年前の古い姿のまま保存されている。
塩見縄手
18万6千石城下町の面影をとどめる街並み。
城下町では縄のようにひとすじにのびた道路のことを「縄手」といい、
この「塩見縄手」は400mもある通りで「日本の道100選」に選ばれているそうです。