鬼押出し園
               (嬬恋村)
1783年、浅間山の大噴火で流れ出した溶岩が
長さ7km、幅8kmにわたって凝固してできた跡。
イタリアのベスピアス火山、九州桜島の溶岩地帯と
並んで世界3大奇勝の1つに数えられています。
火口で鬼が暴れて岩を押し出したようだという、
当時の人々の印象が名の由来のようです。
雪の浅間山(2,568m)
那須火山脈に属する日本有数の活火山平成16年1月1日撮影

奇怪な鬼にも見える溶岩地帯の鬼押出し園は標高1,325m。
現在2百数十年が経ち、湿り気のある岩陰には沢山の高山性植物が植生するようになったそうです。
園内を一周できる13kmの遊歩道を設けた花木園もありますが、冬期間は開放していませんでした。
とても暖かい元旦で厄除観音といわれる浅間山観音堂は参拝客で賑わっていました。
浅間山観音堂 子供達の健康を願って鐘を突くところです