小樽
小樽運河や石造りの倉庫群、明治・大正期の西洋建築などに豊かな歴史
の名残りをとどめながら、新しい観光スポットや個性的な店も誕生している。
小樽運河
北海道経済の中心として栄えた港町・小樽を象徴する場所。
湾内に停泊した貨物船から小型船に移した積み荷を、倉庫へと運ぶ目的で造ら
れたもので、港湾線沿いは数十万個の御影石を敷きつめた散策路になっている。
風格ある歴史的建造物
日銀小樽支店 旧日本郵船(株)小樽支店
北一硝子
旧木村倉庫を改装し、入口から続く通路には港から荷物を搬入するときに使ったトロッコレール
が残っていて、そのレールを挟んで建つ木骨石造りの倉庫内がショップやホールになっていて、
ガラス工芸品が所狭しと並んでいる。右の写真はレトロな空間で喫茶・軽食ができるホール。
小樽の新しい顔となっている石原裕次郎記念館
昭和の映画界の大スター石原裕次郎は父親が海運会社に勤めていた関係で、幼少時代
小樽で過ごしている。その思い出の地に建つ記念館で、出演映画のハイライトシーンの上映
や愛車ベンツ、洋服、少年時代の直筆の絵や習字など遺品や資料が公開されている。