遠刈田温泉
東北自動車道白石ICから25分。
雄大な蔵王連峰のふもと、蔵王エコーライン入口にある温泉です。
かっぱの宿
旅館 三次郎
三百年前、当館の祖先大宮三次郎が山中で鹿が沐浴して
いるのを不思議に思い、調べたところ良質の湯脈であること
を発見した。そこに湯里を建てたのが当館のはじまり。
蔵王連峰230°の眺望

                       (パンフレットより)
かっぱの湯とは
京の都から姫のお供として東下っ
た河童達は当館の神水にひたり、
近くに湧き出ている濁り湯を見
つけ、長旅の疲れと傷をいやし、
「とおかった」といったとか。
以来かっぱの湯として親しまれる。

      (パンフレットより)
大正ロマン風の長い廊下。窓の外にはトウモロコシが干してあり、絵になります。
大きなけやきのつい立

300年前に当館の祖先が植えたけやきの木が、
平成9年に力つきて倒れました。
このけやきに対しての感謝の意を表して、自然の
形のままについ立として残したものなそうです。
ここで裏山から流れ出る清水での朝茶のサービス
みやぎ蔵王こけし館
昭和59年に開館したこけし館。
雄大な蔵王のふもとにあり、まわりの
自然と調和したモダンな建物です。
東北で育ったこけしについて
こけしは東北地方にだけ生まれ、東北地方にだけ育ったという特殊な木地玩具です。
頭部と胴体だけの構造に単純な目鼻をあしらっただけの玩具ですが産地によって
形態や模様に特徴があり、現在は東北全域で、11系統に分類されているそうです。
遠刈田系こけしは遠刈田温泉を中心に発達したもので、頭が比較的大きく、赤い放射状の飾りが描かれている
華やかなものと、黒いオカッパ頭のものがあり、胴模様は重ね菊や菊の変化した模様が多いそうです。
南部系こけしはキナキナと呼ばれる頭がクラクラ動く、無彩のものが多く、これはおしゃぶりとして
子供にしゃぶらせたためのようです。
17.6.26