昨年の3月、新潟県塩沢町の外山康雄「野の花館」を訪ねた時、
実際の大きさに描いた水彩画の
雪割草が気に入って実物を見たいと思っていました。
「ユキワリソウ彩り豊か170点」という新聞の見出しを見つけて、どうしても
見たくなり千厩町のショッピングプラザ「エスピア」まで行ってきました。
雪割草
雪割草とは春先に雪を割って出てくるのでこの名前がついたそうで、
キンポウゲ科ミスミソウ属の園芸名で、
北半球に9種類の分布が知られていて
、日本には、そのなかの1種類から分かれた、
オオミスミソウ、ミスミソウ、スハマソウ、ケスハマソウが自生しているそうです。
なかでも注目されているのは石川県から青森県の日本海側に自生している
オオミスミソウ
で、特に新潟県のオオミスミソウ
花の色や形の幅が大きく、非常に注目されているそうです。
別名(ミスミソウ)
艶のある葉が3つに別れて
先がちょっととがっているので
ミスミソウ(三角草)ともよばれる。
千厩町の千厩野草の会の会員が10年程前から丹精込めて育てた千重咲き、二段咲き、
丁字咲きなど花の枚数はさまざまで、色も紫や白、ピンクなどとりどりで、
初めて開いた展示会なそうです。
色とりどりの自然の宝石のような美しい花を初めて見てとても満足しました。
スライドショーでご覧下さい。
雪割草はもともと野生植物なので、
タネをまけば自分だけの雪割草も楽しめるそうです。
私も育ててみたいと思ったのですが、一日中続く暑さが嫌いなそうで、
夏の管理が難しそうなので
あきらめてよその人が咲かせたのを見て楽しむ事にしました。
2004(H16)年3月