結婚40周年記念に伊勢・志摩・南紀白浜を回りました。
暑さと紅葉の混雑を避けてこの時季を選び、朝ゆっくり
出発し、明るいうちに宿に着けるようなのんびりした
行程での4泊5日の旅です。
11月7日
  盛岡9:40発の「はやて」に乗り、東海道新幹線、名古屋発の関西本線(紀勢本線)と乗り継いで4時に伊勢市駅到着
駅前のパールピアホテル
夕食は松坂牛の網焼きを食べる
おはしでも食べられるという触れ込みどおりやわらかい。
昔は前沢牛も松坂牛に化けていたらしいが、
これは本物かなと思いながら美味しくいただく。
11月8日
  観光バス「懐かし思い出の旅行号・ミキモト真珠の魅力プラン」(食事プラン付)で伊勢市駅より鳥羽へ
     伊勢市駅前(11:10発) ━ 伊勢神宮・外宮(車窓見学) ━ 伊勢神宮・内宮(参拝) ━ 「おかげ座」見学とおかげ横丁
     ・おはらい横丁自由散策 及び昼食 ━ 伊勢志摩スカイライン軽由 ━ ミキモト真珠島(自由見学)
伊勢神宮

内宮とは天照大御神をお祀りする宮、皇大神宮の
事を指し、外宮とは豊受大御神をお祀りする宮、
豊受大神宮の事を指すそうで、
内宮、外宮それぞれに一番中心となる「正宮」
があり、各正宮には「別宮」、「摂社」、「末社」、
「所管社」が所属していてそれらが宮城内外に
散在し、すべて合わせると125社あり、
これらの全てを総称して「神宮」と呼ぶそうです。
神宮式年遷宮

二十年に一度、御正殿を始め、門、建物、装束
などのすべてを、正殿のある敷地の隣の
同じ広さの敷地に新しく建てた新宮へ
お遷りしていただくお祭が式年遷宮なそうです。
千三百年間にわたって受け継がれてきたもので、
こんどは平成25年に新宮に遷されるそうです。
遷宮のための資材を神宮に運ぶ行事「御木曳」
は昨年と今年の2年に渡って行われたそうです。
内宮御正殿

30余段の石段をのぼり、正絹の御簾の
かけられている外玉垣南御門前で参拝。
御正殿はこの奥にあり見ることもできない
御正殿に入れるのは天皇陛下だけで
皇太子さまでも入れないそうです。
  お参りの後は名物の「手こねずし」と「伊勢うどん」の昼食。
太いこしのない麺に汁のかわりに真っ黒なタレの、始めて見る伊勢うどんにはびっくり
内宮から街道沿いに続く「おかげ横丁&おはらい町」
おかげ参りの名残を今に伝えるこのエリアでは、伊勢の味覚、お土産、歴史が楽しめる。
おはらい町

内宮の鳥居前町として発達
してきたおはらい町。土産店や
お菓子の老舗、旅館など、
古い商店が軒を連ねている。
おかげ横丁
江戸末期〜明治初期をテーマにした町並みに、43の店舗がひしめきあう伊勢観光の名所。
10数年前までは車で訪れれた参拝者がそのまま帰ってしまう寂れぶりだったのを赤福の先代の社長が140億円を投じて、
通りに面した一角に古い建物を集め、そこで名産品を商う「おかげ横丁」をつくったことで、現在のような賑わいが戻ってきたそうです。
右は偽装問題で
  現在閉店中の赤福
 
参宮歴史館「おかげ座」
むかしの伊勢路へタイムスリップさせてくれる歴史館と主題館。
歴史館では、江戸のむかし様々な思いを抱いて伊勢に集まった老若男女の様子をからくり映像で見せてくれる。
主題館では、伊勢参宮街道で展開される行き交う人々の様々な人間模様と凝縮された町並みが再現されている。
自由散策のあとは観光バスで伊勢志摩スカイラインを通ってミキモト真珠島へ
ミキモト真珠島
明治26(1893)年に御木本幸吉が世界で初めて真珠の養殖に成功した島。御木本幸吉記念館、海女の実演、パールプラザ(ショップ、
レストラン)、真珠のことがすべてわかる真珠博物館では養殖の方法の説明などもあり、見所満載のテーマパークでした。
海女の実演

養殖真珠の発明は海女の存在なくしては
できなかったそうです。
昔ながらの白い磯着に身をまとった
海女たちが作業の実演をしてくれました。
上の写真は御木本幸吉銅像の前で
海女さんといっしょに撮ったものです。
真珠島自由見学のあと
鳥羽ホテル組合の送迎バスで
「鳥羽国際ホテル潮路亭」へ


右はホテル前から眺めた鳥羽湾